テレワークについて

2024/11/12

新型コロナウイルスの流行を受けて、急速に広まったテレワークは、多くの利点をもたらしました。通勤の必要性がなくなることに加えて、ペーパーレス化の要請もあり、働き方の改革に大きな影響を与えています。

テレワークとは
厚生労働省では、テレワークとは「ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」と定義しています。テレワークは次の3つに分類されます。

  1. 在宅勤務
  2. モバイルワーク
  3. サテライトオフィス(施設利用型勤務)

企業側のメリット

従業員のワークライフバランスを向上できる効果から、人材の確保や離職防止、ブランドイメージの向上などの効果をもたらします。
また、通勤が不要なため、通勤費を削減できるほか、パンデミックでも事業継続が可能です。
 

従業員のメリット

ワークライフバランスの向上が図れるため、家庭と仕事の両方を充実させることができ、育児や介護をする従業員にとっても、大きなメリットになるでしょう。
また、オフィス外での就業となるため、自己管理能力の引き上げ効果も期待できます。
 

テレワークの課題

従業員がオフィス外で上司の目を離れて就業するため、労働時間の把握や安全衛生などに、特段の管理をする必要があります。
特に重要な課題は、セキュリティの確保です。紙での業務が中心の場合、重要情報を自宅に持ち運ぶことは、情報漏えいリスクがあるため、ペーパーレス化が必要でしょう。
従業員からオフィスの情報にアクセスする場合、情報通信にセキュリティが確保されていることが必須です。

まとめ
テレワークは、働き方改革の加速化を可能にする重要な取り組みですが、ルールの策定や最適なテレワーク環境を整えることが重要です。
また、情報を安全に利活用するとともに、紙と電子データを統合管理する仕組みを構築することが成功のカギです。本記事を参考に、最適なテレワーク環境を構築しましょう。
テレワークについてさらに詳しく知りたい方は、情報資産管理ポータルサイト「テレワークが生み出す働き方改革!メリットやガイドライン、事例解説」をご覧ください。

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